こんにちは!日野市の職員Mです!今回は、タルタル食堂の店主の田井 信明(たい のぶあき)さんがお店をオープンするまでのストーリーを紹介します。
日野台にある「タルタル食堂」。住宅街を歩いていると、黄色い柱にかわいらしい看板を発見。
「タルタル食堂 営業中!」と書かれていますが、店舗はそこから奥まったところにあるようです。奥に進むと、シャッターがあり、エビフライ🍤や卵🍳、ギター🎸の手書きタッチのイラストが描かれています。本当に、食堂がここにあるのか?と思いながら、扉を開けると…
バンド中心の生活から家業メインの生活に
そこには、近隣の企業で働く方が来店し、多くの方がタルタルソースののった定食を頼んでいるようです。店内を見渡すと、あちらこちらにバンドのCDやポスターが置かれています。
実は、田井さんは現役バンドマンでドラマー!今でも全国を飛び回っています。
そんな田井さんは35歳までは、バンド中心の生活をしつつ、日野市で家業の金属加工処理の仕事を手伝いながら、世田谷区で暮らしていたと言います。
ライブもできる飲食店に
タルタル食堂は、もとは工場だったそうです。
田井さんは、この場所で家業をお父様から受け継ぎ、金属加工処理の仕事をしていました。
家業を継いでから、操業を続けていくうちに、徐々に機器の劣化が目立ち始め、機器を更新することになったと田井さんは言います。
田井さんは工場をたたんだ後、これからの生活を考え、再び課題に直面します。そこで、工場をたたんでそのままにしておくのではなく、せっかくなら自分のお店を持ちたいと思うようになります。
タルタルにこだわった理由は?
その後、田井さんはお店の開業に向けて、知り合いの飲食店で修業をし始めます。しかし、修業してから2年が経ち、自分のお店の開業に向けて、準備を始めた頃、新型コロナウイルスが流行し始めました。
飲食店を経営している先輩や仲良くしている友達からはこの時期にお店を開業するなんて、やめた方がいいと何度も止められたと言います。
お店の開業は様々な方に反対されましたが、田井さんが強い気持ちを持ち、自分自身でお店を作ったからこそ、手作り感のあるあたたかいお店になりました。
そして、気になるタルタル食堂という店名。とても魅力的ですが、実は、日野市から約450km離れた京都市にあるお店とご縁があるようです。
スナックのような地域の居場所
いろんな方の思いが詰まったお店をオープンさせた田井さん。お店で大切していることをお伺いしました。
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最後までご覧いただきありがとうございます☺
バンドマン🎸と言えば、私は、音楽への愛と情熱を捧げ、自分の夢に向かって、自分の信じた道を突き進むといったイメージで、田井さんもそのイメージ通りの方でした。
田井さんは、自分ひとりだけで行動するのではなく、バンドメンバーなどと関わりながら、様々なアイデアや発想を取り入れて自分の夢の実現に向けて、取り組まれている姿が魅力に満ち溢れているなと思いました。
これからも夢の実現に向けて進んでいく田井さんを応援しております!